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魚類・水生生物

タツノオトシゴはなぜ目が別々に動くのか? オスが出産する仕組みも解説

タツノオトシゴは、カメレオンのように左右の目を別々に動かせる、数少ない魚の一種です。片方の目でプランクトンなどの獲物を探しながら、もう片方の目で外敵を同時に見張れるため、ほぼ360度に近い範囲を視野に収められます。さらに、赤ちゃんを実際にお...
生物全般・人間

コアラの指紋はなぜ人間そっくりなのか? 収斂進化と鑑識現場の「誤解」

コアラの指の腹には、人間とほとんど見分けがつかない指紋があります。1990年代、南オーストラリア大学の人類学者マチェイ・ヘネバーグ氏らがコアラの指紋を調べたところ、隆起線の渦(渦状紋)や輪(蹄状紋)、線が3方向に分かれる三叉点まで、大きさ・...
植物

ハエトリソウはなぜ、2回」触れないと閉じないのか? 安全装置と電気信号の仕組み

ハエトリソウの捕虫葉は、虫が触れた瞬間に反射的に閉じると思われがちですが、実際には感覚毛(トリガーヘア)へ約20〜30秒以内に2回以上触れられて初めて作動します。この「2回ルール」は偶然の仕組みではなく、電気信号を使った精巧な安全装置である...
昆虫・クモ形類

サソリはなぜ紫外線で青緑に光るのか? 蛍光の仕組みと最新の研究

紫外線を当てたサソリが青緑色に光る映像は、暗闇での撮影動画などでよく紹介されます。この光は生物発光(自ら光を作る)ではなく、外骨格に含まれる物質が紫外線を吸収して別の波長の光として放出する「蛍光」です。光る仕組みの化学的な正体は研究でかなり...
爬虫類・両生類

ワニの涙は悲しみの涙?食事中に流す理由を研究から解説

「ワニの涙(crocodile tears)」は、悲しくもないのに同情を誘うために流す涙、つまり偽りの悲しみを表す言葉です。ワニが獲物を食べながら涙を流すという古い俗説から生まれました。では、ワニは本当に食事中に泣くのでしょうか。観察研究に...
哺乳類

ゾウの鼻は9万の筋線維束で動く――眠り・低周波通信・母系社会の科学

ゾウの鼻には骨も関節もありません。それでも重い枝を動かし、小さな実をつまみ、水や匂いを扱えます。その秘密は、鼻全体が「筋肉質の水圧骨格」として働くことにあります。さらにゾウは、低い声と地面の振動を使い分け、年長メスの知識を生かして暮らします...
鳥類

その関節、膝じゃない?フラミンゴの脚・ピンク色・片足立ちの仕組み

フラミンゴのピンク色は生まれつきではなく、餌に含まれる色素が成長とともに羽へ反映されたものです。独特の片足立ちは体温の放散を抑えるためと考えられる一方、姿勢そのものは筋力にあまり頼らず保てることが研究で示されています。この記事では、色、子育...
魚類・水生生物

「すぐ死ぬ魚」は誤解?マンボウが深海と海面を往復する理由

マンボウは「少しの刺激ですぐ死ぬ魚」と語られがちですが、ネットで広まった死因一覧の多くに科学的な裏付けはありません。野生のマンボウは、冷たい深場へ潜って餌を探し、海面近くへ戻って体温を回復する行動を繰り返す活動的な魚です。研究が描き出したの...
昆虫・クモ形類

アリの首は体重5000倍に耐える?

アリの首の関節は、体重の最大5000倍もの力に耐えられることが、遠心力を使った実験で示されています。動画では、この驚異的な強度に加えて、あごを時速200キロ超で閉じるアギトアリや、葉でキノコを栽培するハキリアリの農業を紹介しました。この記事...
爬虫類・両生類

数千匹に1匹だけ?ウミガメの壮大な旅

ウミガメの子ガメは、生まれた砂浜から旅立ってから成体になるまで生き残れる確率がおよそ0.02〜0.3%、数千匹に1匹ほどしかないとされています。それでも生き残った個体は、地磁気を目印にして自分が生まれた海域へ戻り、そこで産卵するという壮大な...
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